日本サウナ学会代表理事でもある、医師・加藤容崇さんが教える医学的に正しいサウナの入り方をまとめた一冊。初心者・ベテラン問わず、正しいサウナの入り方を学び、生活を豊かにしていくきっかけとなること間違いなし。

こんにちは!読書大好きなごむです!
本記事では、私が大好きな読書×サウナということで、加藤容崇さん著の「医者が教えるサウナの教科書」を紹介させていただきます!
本の紹介
皆さんサウナは好きでしょうか?
昨今のサウナブームが手伝って、今までのサウナのイメージとは大きく変わってきているのではないかと思います。
これまでは、大人の男性があっついドライサウナでひたすら汗をかいているイメージ、みたいなところだったと思いますが、今では都内を中心にお洒落な温浴施設も増えてきており、大人の男性だけでなく、女性や若者問わず、サウナを気軽に楽しめるようになってきたのではないでしょうか。
そんなブームも相まって、サウナに行ってみようかなと思う方や、定期的に行き始めている方も多いと思います。
そこで抱える悩みとしては、主に以下のようなものが挙げられると思います。
(実際に私が友人から受けた相談を含みます)
- 行ってみたいけど入り方がよくわからない
- 自己流で入っているけどこれで良いのだろうか
- ルールとかありそうで怖い
- どこがおすすめなのかわからない
特に初心者の方だと結構悩んでしまいますよね、、もちろん1番自分が楽に入れる方法がいいと思うのですが、折角なら1番効果のある入り方を実践していきたいですよね!
そんなお悩みを解決するのが、本記事で紹介させていただく、加藤容崇著「医者が教えるサウナの教科書」になります。
こちらは慶應義塾大学医学部特任教授という医師であり、日本サウナ学会代表理事でもある加藤容崇さんが、医学的根拠を用いて、本当に正しいサウナの入り方というのを教えてくれる一冊になります。
興味があるけど中々踏み出せない方や、我流で入っているけど正しい入り方を知らない方などサウナに興味を持たれている方には特にオススメです。
また本書では、「サウナは最強のビジネスエリート製造機」と語られています。サウナに入ることにより仕事の成果を向上させられるということで、ビジネス面でお悩みの方にもサウナへ踏み出す一歩としてオススメです!
本の基本情報


作品名:医者が教えるサウナの教科書
著者:加藤容崇
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2020/3/5
ページ数:224ページ
実践したい3つの行動
「ととのう」ためには、サウナ→水風呂→外気浴の流れが鉄則
サウナには自己流で入っている方も多いと思いますが、「ととのう」ためには、サウナ後に水風呂に入り、外気浴を行うという流れが鉄則です。
猛烈な高温に晒されるサウナに入り、キンキンに冷えた水風呂で急激に体温を低下させる、そして外気浴でリラックスをすることで、身体に大きな変化を与えることで「ととのう」状態に持っていけます。
なので、このルーティンは崩してはいけなく、この間に何かを挟む(例えばお風呂に入るなど)ことや、順番を入れ替えることは推奨されません。
サウナに入り、最大の利益を享受するためには、この一連の流れを守るように意識しましょう。
「ととのう」とは、サウナ後に心身共に大変調子が良いと感じられる状態を表すサウナー用語の一つ。サウナに入ることで脳疲労が改善されたり、血流が勢いよく流れ、身体の疲労物質を押し流すことで、腰痛や眼精疲労の緩和が期待できます。そのように、心身共にコンディショニングされた状態を指します。
サウナ室を出るタイミングは、時間ではなく心拍数を基準にする
多くの方はサウナ室を出るタイミングを、サウナ室にある時計で測っていると思います。
ただ日々の体の調子や温まり具合は常に異なるため、時間ではなく心拍数を基準にするのが安全です。
本書では、平常時の2倍になったらサウナ室を出るべきと推奨されています。
例えば、平常時が1分間で50であれば、100になったらということですね。
とはいえ、サウナ内で毎分毎分数える余裕もないと思いますので、あまり時間で決めすぎず、自分の身体のコンディションと相談するという、意識としては持っておいた方が良いと思います。
サウナは毎日行った方が最も健康効果が高い
本書ではサウナは毎日行った方が健康効果が高いとされています。
アメリカのある医療機関で、週に1回しかサウナに入らない人と週4〜7回サウナに入る人を比較した結果、以下のような研究結果が報告されているようです。
- 心筋梗塞が52%減少
- アルツハイマー病が65%減少
- 認知症が66%減少
- うつ病を主とする精神疾患が77%減少
これらを考えると劇的に効果があるということが見受けられます。
流石にこのような病気が若い頃から現れるかといったらそうではないと思います。
なので、ピンとこない方もいると思いますが、前項で記載した通り、脳疲労の減少やリモートワーク疲れした身体への良好な影響など、入るべきなのは確かです。
かくいう私も仕事が忙しいと中々いけない時もあるのですが、今ではサウナの予定を優先的にブロックして、必死で仕事を終わらせるようにしています。。笑
覚えておきたい10個のポイント
真正「ととのい」タイムは約2分
「ととのい」とは血中にはアドレナリンが残っているが、自律神経はリラックス状態になっている稀有な状態です。が、このアドレナリンは約2分間しか残存しないため、水風呂後は急いで「ととのい」スペースに移動する必要があります。
サウナに入ると甲状腺ホルモンが増えるので代謝が上がり痩せ体質になる
代謝が上がるということで、全身の消費エネルギーが増大し、痩せ体質になります。
サウナがダイエットになるというのは勘違い
よくサウナに入ると痩せるということを思われている方がいるのですが、それは錯覚になります。サウナに入ると膨大な汗が出るため、身体の水分量が減少し、一時的に体重が減ったように感じますが、またすぐに戻ってしまいます。
本質的には、一時的に痩せるのではなく、上記に記載したように痩せやすい体になるということです
サウナに入ることで深い睡眠を得られ、睡眠の質が向上する
筋肉痛にはサウナが最適
サウナ室では足を上げて座ることが良い
足を下ろして座っている方も多いと思いますが、それでは温まり方にムラが出るため、あぐらまたは体育座りが良いとされています。
サウナに入ることで肌の新陳代謝が促され、お肌が綺麗になる
サウナ後は感覚が敏感になるため食事が美味しく感じられる
免疫力が高まり、風邪やインフルエンザにかかりにくくなる
ドーパミンが過度に分泌されるとサウナ中毒になるため注意が必要
まとめ
本記事では加藤容崇さん著の「医者が教えるサウナの教科書」を紹介させていただきました!
初心者・経験者問わず、おすすめの本となっておりますので是非ともお読みいただき、サウナに興味持っていただけたら嬉しいです!
もしこちらをお読みいただいて、サウナに行きたくなったら、下記のなごむオススメサウナへ足を運んでいただけると更に嬉しいです!
本記事もお読みいただき、ありがとうございました!!






コメント