俳優・鈴木亮平が行ったことのない世界遺産を「行った気になって」書き下ろした一冊。本作品に収められている絵・挿絵もご本人が全て書き下ろし、行ったことないはずがリアルを感じさせ、五感を刺激するユニークな作品となっている。

こんにちは!
本が大好きななごむです!
本記事では俳優の鈴木亮平さんが執筆された「行った気になる世界遺産」を紹介させていただきます。
行ったことのない世界遺産の旅行記を描くという、ユニークなテーマになっていますが、臨場感溢れる描きっぷりで、世界観に引き込まれること間違いなしです!
「行った気になる世界遺産」の見所
行っていないはずなのにリアルを感じさせる描きっぷり
本作品の特徴といえば、鈴木亮平さんが、行ったことのない世界遺産を「行った気になって」描いた旅行記、という点です。
とあるニュース番組で本作の紹介を観たのですが、面白いテーマだなと思ってすぐ調べて買いました(笑)
行ったことのないのに、どういう描かれかたをしているんだろうか、と期待して読んでいったのですが、まさしく「行った気になる」そんなリアルを感じさせる旅行記が描かれており、非常に楽しく読むことができます。
当作品では述べ30箇所の世界遺産が紹介されていますが、どれもある1人の人物がその世界遺産に旅行をしに行く、という視点で描かれています。
感情の表現・音・匂いなどなど、行ったことのないのにここまで書けるんだなと感心するぐらいリアルに描かれており、自分自身も行った気になってしまう、そんな一冊になっています。
UO1558便は夕闇の中を徐々に下降し始め、ドンッという小さな衝撃とともにダナン国際空港の滑走路に降り立った。
空港ロビーに出ると、むっとする湿気とハーブのような匂いが僕を出迎える。
「ベトナムはハーブか・・・」
その国独特の匂いを感じられるこの瞬間が僕は大好きだ。
P19:古都ホイアンより
あくまで一例ではありますが、ベトナムのホイアンを訪れた旅行記ではこんな表現で書かれています。
一昨年ぐらいに私もホイアンを訪れる機会があり、まさしくこのような感想をいただき、共感を抱きました。
豊富なレパートリーで描かれる旅行記
本作品では述べ30箇所の世界遺産をテーマに、それぞれ短編の旅行記として描かれています。
1つの世界遺産に対して、およそ600〜1000文字ほど、約3,4ページの短い文章の中にはなるのですが、たったそれだけの文章で魅力を感じさせてくれます。
紹介されている世界遺産も、ピラミッドやアブシンベル神殿などのメジャーなところから、初めて聞くよくなマイナーなところまで、幅広く紹介されており、「世界遺産検定1級」をお持ちの鈴木亮平さんならではです。
まだ知らない世界遺産をこの本で知って、興味を持つきっかけになりました。
温かみのある絵
表紙も含め、収められている絵・挿絵は全て鈴木亮平さんにより描かれたものということで驚きです!
(しかも、美大出身とかではなく、全て独学なんだとか!)
どれも味のある、温かみのある絵になっており、私はとても大好きな絵ばかりでした!
個人的なNo1は下でも紹介している、ミャンマーの「バガン」です!
行きたくなった世界遺産No1!!
多くの魅力的な世界遺産の旅行記がリアルに記されているため、色々興味が湧いてたくさん調べてしまいました、、(笑)
ウズベキスタンにある青のモスクなどで有名な「サマルカンド文化交差路」や、メキシコのピラミッドである「チェチェン・イッツァ」などなど、たくさん悩みましたが、1番行きたくなったなぁと思うのは、ミャンマーにある「バガン」です!
今の世界情勢やミャンマーの治安など、実現は難しいと思うのですが、いつか必ず行ってみたいと思います!
バガン(ミャンマー)




バガンとは
カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥールとともに、世界三大仏教遺跡のひとつと称され、イラワジ川中流域の東岸の平野部一帯に、大小さまざまな仏教遺跡が林立している。バガンとは、広くこの遺跡群の存在する地域を指し、ミャンマー屈指の仏教聖地である。その一部の城壁に囲まれたオールドバガンは、考古学保護区に指定されている。点在するパゴダや寺院のほとんどは11世紀から13世紀に建てられたもので、大きいものや小さいものがある。本来は漆喰により仕上げられた鮮やかな白色をしているが、管理者のない仏塔は漆喰が剥がれレンガの赤茶色の外観となる。仏塔の数は、3000を超えるといわれている。
行きたいポイント
広大な平原に多数の仏塔が乱立する絶景、世界どこを探しても見当たらない景色を目の当たりにしたいものです。
本の基本情報


作品名:行った気になる世界遺産
著者:鈴木亮平
出版社:株式会社ワニブックス
発売日:2020/9/15
ページ数:288ページ
まとめ
本記事では、鈴木亮平さんの「行った気になる世界遺産」を紹介させていただきました!
著者も行ったことのない世界遺産を「行った気になって」描く旅行記というユーモアたっぷりな作品ながら、まるで行ったかのようなリアルさで描かれていて、読んだら旅に行きたくなること間違いなしです!
今の情勢では行くことは難しいと思いますが、いつか行く日に想いを馳せて一読してみてはいかがでしょうか?
本記事もお読みいただきありがとうございました!
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